郷土玩具展
2月15日まで3階美術展示ギャラリーで開催している青森県立郷土館との共催展。
全国を訪れるうちに、地域の風土を感じさせる郷土玩具に魅力を感じ、収集を始めたとか。
ボクが小さい頃もこういう凧があったなぁと感慨深く感じれる作品もある。
昔の郷土玩具は手作りが当たり前であり、「物を作る」ということも「遊び」であり、玩具であったのだと思う。
今の世の中、テレビゲームが主流の「遊び」であり、様々な化学的根拠から脳を活性化させるものもあれば、バーチャル(仮想)の世界で遊ぶものもある。
しかし、昔の子供達は自分で考え、自分の手で創造していくということを「遊び」としていたのだ。
今の子供達が恵まれているのか、昔の子供達が恵まれているのか、どちらかという回答は人それぞれの感じ方で違うが、私は後者であり、昔、みんなで缶けりをしたり、凧を作って飛ばしてみたりという「遊び」が好きだ。
友達とのコミュニケーションもゲームよりは暖かく作れるのではなかろうか。
全ては人の手によって生み出されたもの。それに変りはないが、古き良きものを残して、後世に伝えていくことも自分達の役目であると思う。
浅虫温泉のモニターツアーでも凧の製作体験と凧上げをメニューに組み入れているが、申込が多いメニューだ。
話が少し逸れました。
この展示室の隣で仕事をしているボクは、夜中一人で仕事をしていると、ちょっと恐い…。
お面に魂が込められているんじゃないかと…。
夜中に声が聞こえるんじゃないかと…。
ビビリのボクは勝手な妄想族になる…。
今も全国の道の駅を廻る度に感じるが、その土地の風土、慣習、食などはその土地で大きく違う。行ってみて初めてわかる。
言葉の壁というものは簡単に乗り越えられるが、風土、慣習はその土地に行かなければ肌で感じれない。
青森生まれの青森育ちの自分はなんと小さいことかと感じる。
「かわいい子には旅をさせろ」と言うがなんと素晴らしい名言か。
新しい見聞を得、何倍もの経験をして帰ってくる「旅」には素晴らしい意味があると思う。
ということで、青森県立郷土館共催展、「郷土玩具展」見に来てちょん!
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